今のオランダは伝統的なオランダサッカーとはほとんどつながりがない。攻撃のセンスにも勇気にも欠けている。ベスト4に勝ち進んで国際的なプレステージは維持できたが、またもPK戦の悪夢に取り付かれてしまった。やっているサッカーは私の時代のオランダとは何の関係もない。私たちのサッカーは、リスクを冒し、攻撃し、自分たちが楽しみ、見る人を楽しませるサッカーだった。今のオランダのサッカーはその正反対だ。
そんなオランダのことはさておき、歴史的なイレブンを考えてみた。色々な意見があろうが、これがベストイレブンだ。
GK
レフ・ヤシン(ソビエト連邦)
DF
ボビー・ムーア(イングランド)
フランツ・ベッケンバウアー(ドイツ)
パオロ・マルディーニ(イタリア)
MF
ジネディーヌ・ジダン(フランス)
アルフレッド・ディ・ステファノ(アルゼンチン)
ヨハン・クライフ(オランダ)
ディエゴ・マラドーナ(アルゼンチン)
FW
ガリンシャ(ブラジル)
ペレ(ブラジル)
リオネル・メッシ(アルゼンチン)
攻撃的なスタイルになる。ベッケンバウアーをファーリベロとすると2バックの2-5-3フォーメーションになる。3点取られても5点以上取る布陣だ。ヤシンをスイーパーと思えば3バックともいえる。夢のある楽しいフットボールが見られるはずだ。