ユベントスVSバルセロナ ベルリンオリンピアシュタディオン
1-3 4’ラキティッチ、55’モラタ、68’スアレス、90+7’ネイマール
バルサらしいメッシからのサイドチェンジによるP・エリア内のパス交換による先制ゴールによってバルサが余裕でゲームを進め、シナリオが違ったユーベは臆病な展開となった1stハーフ。メッシはコパ・アメリカのことが頭をよぎったのか先制後は慣らし運転的なプレーになった。バルサは前半でゲームを決めることが出来たように見えたが、チャンピオンズリーグ決勝と言う世界最強のチームを決める大会からか安全にゲームを進めてしまった。2ndハーフはバルサがゲームを決めにかかりシフトアップしたように見えた瞬間、モラタのゴールで一気にゲームは混沌。ユーベに勝つチャンスが舞い込んだようになったのもつかの間。68分にバルサ得意?のカウンターが炸裂。メッシの50mの高速ドリブルから一気にP・エリアに侵入しシュート。ブッフォンの好セーブにより、メッシのゴールは防いだが、こぼれたボールにスアレスが反応、勝ち越しゴールをゲット。これでゲームは決まり。アディショナルTのネイマールのゴールはおまけ(ネイマールはCL10点目のゴールでメッシ、Cロナウドと並んでCLトップスコアだった)
バルサはリーグ、国内カップ、CLの3冠達成(2回の3冠はヨーロッパ初)。14‐15シーズンのバルサは、マドリを追いかける展開で始まり、ルイス・エンリケとメッシの確執というごたごたもあり、内容もペップ時代の前回3冠のときほど圧倒的な強さと美しさではなかったが、終わってみれば、勝ちきる強さ結果を出す力は世界最強で、クライフイズムとリアリズムが融合したバルサ史上最強のレベルに達した。今シーズンでバルサを離れるシャビへの最高の贈り物になった。
最強バルサ誕生は、MSNの破壊力によるところが大きいと見られているが、最大要因はメッシのコンディションがピークに戻ったことだろう。コンディションがピークに戻ったメッシは史上最高レベルであり、ペレやマラドーナを超えるレベルにある。ワールドカップが最高最強の決定戦であった時代は過ぎ去り、チャンピオンズリーグが取って代わった。メッシは、シャビ、イニエスタと共にチャンピオンズリーグを4回取った。史上初の2回の3冠のおまけ付で。代表で輝かないからペレやマラドーナを超えられないということももはや僻みの一種になった。現役の生きる伝説メッシと比較できる選手は存在しなくなった。それ程メッシは飛びぬけた存在になった。メッシは本当に地球外生命体なのかもしれない。
14-15シーズンも終了。バルセロニスタにとっては最高の結末になったが、今年は南米選手権(コパ・アメリカ)の開催年だ。メッシが輝かない代表戦がどうなるかとても楽しみだ。
コパ・アメリカもスカパーが放映権を持った。シーズンが終わったと思ったら、まだ終わってなかった。日本から見たらチリは地球の反対側。昼夜逆転の日々が続く。
とにかく、コパ・アメリカはスカパーで!!!