バルサvsバイエルン カンプノウ
3-0
77分までバイエルンの狙い通りに進んだゲームだった。バルサが3TOPの力でバイエルンゴールをこじ開けようとしてもノイアーの壁は厚かった。バイエルンと相性の悪いバルサが2年前のようにカンプノウで悪夢を見せられる流れかと思い始めた77分、正義のレオが現われた。アウベスのボール奪取からボールを受けたメッシは得意のPボックス右から左足を振り抜きゴール。悪い流れを断ち切ったメッシは80分にも同じ場所でボールを受け、今度はボアテングと1対1、この場所でメッシと1対1になったらDFは辛い。ボアテングに尻もちつかせノイアーの飛び出しを見越したようにループ。2点目が決まりゲームも決まってしまった。2ndレグが得意のホームアリアンツというものの3失点は避けたいバイエルンだったが、ロスタイムに一瞬の隙を突かれメッシからネイマールにラストパス。さすがのノイアーも股間を抜かれ3点目、バイエルンは2ndレグが厳しい戦いになった。
77分まではバイエルンのゲームだった。ポゼッションも僅かながらカンプノウでバルサを上回ったが、枠内シュート「0」では如何ともし難い。言い訳にしかならないが、ロッペンとリベリの不在が悔やまれる。アリアンツで歴史に残るドラマ「ミュンヘンの奇跡」を期待したい。