今年もクラブのワールドカップという名ばかりの世界タイトル戦が行われている。ヨーロッパチャンピオンに世界の各大陸チャンピオンが挑戦するようなトーナメント戦だ。
今年は日本で開催される最終年。開催国枠という出場権がある。興業のためだが、今年の開催国リーグチャンピオンは、実質リーグ3位のチームが出場している。鹿島アントラーズのことだ。鹿島には申し訳ないが、鹿島がファイナルに進出してしまい、このタイトルが名ばかりの大会であることを象徴するモノになってしまった。鹿島はよく戦っている。サッカーの緻密な部分と微妙な部分をよくわかった戦いが出来ている。
元々このタイトルは、興行優先のタイトルなのでヨーロッパチャンピオンが勝ち切るかどうかだけのものであり、ヨーロッパチャンピオンは失うものが多すぎる大会だ。鹿島に失うものは何もない。得るものしかないファイナルだ。
今後半が始まろうとしている。
前半は驚きの1-1。マドリの出来は悪い。元々緻密なことができるのはモドリッチだけだが、それにしても粗い内容だ。
さて結果はどうなるか。
放送内容は相変わらず厳しいな。ヴェルディの親会社は。