A・マドリ VS バルサ @カルデロン
2-3 (合計 2-4)
バルサがセミファイナル進出。
敵地カンプノウでは0‐1、カルデロンに帰ったA・マドリは、開始30秒のゴールが決まり、2試合合計スコアで追いついた。帰ってきたエル・ニーニョのゴールで。このゲームもシメオネのチームは、キックオフプレッシングがバルサを圧倒、バタついたバルサディフェンスを簡単に破った。ホームカルデロンのA・マドリはポゼッションもバルサを上回り、らしからぬ攻撃的なスタイルをとったが10分持たずに危機的状況に追い込まれてしまった。バルサのカウンターアタックによって。ポゼッションで下回っていたバルサは、メッシからスアレスそしてネイマールの綺麗なフィニッシュが決まり、アウェーゴール。綺麗なカウンターだったが、らしくないスタイル、マドリのもう一つのチームのようだった。A・マドリはアウェーゴール献上によって勝ち抜けには、あと2点が必要になってしまった。精神的劣勢の中でもシメオネのチームは勇敢に攻め微妙な判定のPKながらゴールを決め、勝ち抜けまであと1点になったが、両サイドに張ったメッシとネイマールの個人突破とらしくないカウンターは、ゴディンを出場停止で欠くA・マドリのディフェンスを追い詰めていった。バルサはセットプレーからのオウンゴールでこのゲームの同点に追いつき、合計スコアで突き放し、前半終了間際に微妙な判定後のメッシを起点にしたカウンターからネイマールがこの日2点目を決め、前半の打ち合いを制し、ゲームも決めてしまった。勝たなければならない闘志がいつの間にかプレッシャーに変わったA・マドリは、前半終了後、レフェリーへの抗議によってガビにレッド。後半は開始から10人の戦いになり、ゲームは完全にバルサのモノになった。後半は数的優位のバルサが時間を消費するだけのゲームだった。前半は打ち合い、後半は時間消費。よくあるパターンのゲーム。
昨シーズン、A・マドリに一度も勝てなかったバルサは今年に入って対A・マドリ3連勝となった。メッシ、スアレス、ネイマールの並びが機能し始め、攻撃陣の破壊力はマドリのもう一つのチームに迫る。スアレスの決定力が本来の状態に戻れば、マドリのもう一つのチームも上回るだろう。
CLでバルサ対バイエルンが観たくなった。2年前はバイエルンの前に木っ端微塵となったバルサがどんな戦いをするか。このカードは一発勝負のファイナルで観たい。
らしくないバルサ対バルサのようなバイエルンの戦い。
話が、コパから離れてしまったので今日はこの辺で。