5‐1
ポゼッション=70:30、シュート数=16:2、オンターゲット(枠内シュート)=10:0
メッシがプリメーラ歴代得点記録(テルモ・サラ251点)を超えた。記録まであと1点に迫ってから、3ゲーム無得点で足踏みしたあたりは、さすがに変な力が入っていて、メッシも人並みの緊張をするのかと妙な安堵感を持った。今日カンプノウで一気にハットトリックで後進するところはメッシらしくもあった。この3試合は、ネイマールもスアレスも他の選手も皆がメッシに点を取らせようとしていたが、それもやっと終わった。今日の3ゴールは全盛期のバルサを髣髴させるゴラッソだった。今日のゲームはブスケスのコンディションが戻り、シャビもゲームをコントロールしていた。バルサ全盛期の片鱗があった。セビージャはどうもカンプノウで力が出ない、サンチェス・ビスファンのセビージャとは明らかに違う。OGで追いついた直後にネイマールに得点されるのは、格下チームに良くあること。監督のエメリがバルサに勝った事がないのも原因の一つか。枠内シュートゼロで1点という幸運は一瞬で夢幻になった。しかもマニータまでやられてしまった。メッシの最多得点記録を作られたチームとして記録にも残ってしまった。
これでバルサが上昇気流に乗れるか注目だ。チーム力でかなり先行するマドリに対抗するには、メッシの復活に加え、バルサの中盤構成力、コントロール力が戻ることが絶対条件だ。3月のクラシコまでバルサがマドリについていけるかが今シーズンのプリメーラを面白くするか、早期終戦となるかの分かれ目となる。もう一つのマドリも忘れてはいけないが、どうも今年は1強1準強、1並+その他となっているのが、プリメーラだ。「プリメーラ 金の力が モノを言う」