リーガエスパニョーラの13-14シーズンが終了。優勝決定が最終節までもつれたシーズンも終わってみたら内容的には、強かったチームが優勝しました。強かったチームと言うと去年までは、バルサとマドリで決まりでしたが、今年の強かったチームは「もうひとつのマドリ」でした。シーズン後半に3チームがバタバタとして最終節まで優勝が決まらない、いや「もうひとつのマドリ」が18年振りのリーガタイトルに萎縮したようになったため優勝がもつれたように思います。10年以上続いたバルサとマドリの時代は、リーガ2強のマッチレースとなり3位争いが面白いと言われるリーグとなったためマンネリ化しました。またクラシコか!みたいな感覚がありました。2チームで優勝の持ち回りをするのは、内容はさておき、結果としてはどうかと思います。「もうひとつのマドリ」はシーズンを通してとても強かったですね。チョロ(シメオネ)の手腕によるところ大です。選手も非常にモチベーション高く、バルサやマドリ更にはCLでも相手を圧倒していました。サッカースタイルは、リアクションサッカーに属するカウンター型です。ディフェンスの連携によるコンパクトなブロックラインは秀逸です。そしてジエゴ・コスタを中心にした攻撃は、居合い抜きのように一撃必殺の凄みがありました。リアクションサッカーと言うとアンチフットボールや弱者の戦法と言われ嫌われますが、もうひとつのマドリは弱者と言うには強すぎる凄さがあり、巧さと強さを兼ね備えた個人技術がありました。ワールドカップで優勝するのは、こんなチームなんだろうなと思いました。それくらい「もうひとつのマドリは強かった。
13-14シーズンは、ワールドカップイヤーに繋がるシーズンです。ワールドカップイヤーは番狂わせが起きるシーズンとも言われます。各国リーグやCLは、本命ビッグクラブではなく、ダークホースとなることが多いと言われています。「もうひとつのマドリ」はダークホースのような存在でしたが、12-13にコパデルレイを獲り、スーペルコパでバルサと対等に渡り合いシーズンインしました。ダークホースと言われたのは、バルサとマドリには届かないだろうと思われたからでした。100億(実は不明)でネイマールを獲り、130億でベイルを獲った2強には勝てないだろうと皆が思いました。でも結果は。2強だったリーガが、いつの間にか3強と言われていたのが、13-14シーズンでした。CLファイナルは来週ですが、マドリの戦いとなった、しかもどっちが勝ったら番狂わせとなるか分からないカードになりました。予想は、デシマと思います。デシマは調べてください。CL優勝チームの選手がいる国は、ワールドカップで活躍できないというジンクスがあります。両方のマドリにいる中心選手は、、どこの国?スペイン、ポルトガル、フランス、アルゼンチン、ベルギーこのあたりですね。特にスペインとポルトガルは危険な香りがしますね。(これはリーガと関係ない脱線でした)
12-13シーズンは、バイエルンとドルトムントのCL決勝により、スペインの時代からドイツの時代の幕が開いたように言われましたが、今年は、またスペイン同士の決勝になりました。ドイツ時代の幕も開きましたが、スペインの時代も終わってなかった。プレミヤが相対沈下。ワールドカップ後の移籍マーケットがどうなるか?契約更改が終わったばかりの選手は本当にチームに残るのか?ワールドカップも楽しみですが、その後のチーム編成もとても楽しみですね。
リーガは続くいつまでも、プジョル、バルデス、そしてレオはどこに行く。14-15シーズンは、8月開幕。BY WOWOW