チャンピオンズリーグファイナルが終わり、13-14シーズンも幕を閉じました。今年は、この後ワールドカップがあるのでシーズンは続く感じです。代表のゲームは、クラブのゲーム(特に各国リーグ)とは別のカテゴリーにあるので代表とクラブでは少し違った視点が必要と思います。国内リーグ(CL含め)は約9ヶ月の期間がありますが、ワールドカップは、1ヶ月の短期決戦です。準備期間も国内リーグが終わってからになるので1ヶ月無いですね。代表戦は、結果が全てのところがあり、内容的にはクラブのゲームに届かないと思います。だから視点を変えてみる必要があると思っています。たとえばスペインサッカーを華麗なパスサッカーと形容しますが、華麗さはバルサに及びません。ドイツは、史上最強の呼び声ですが、バイエルンやドルトムントのような強烈なアタッキングサッカーではないですね。南米は、クラブと代表は違うものですので比較できないです。CLのことを書こうとしましたが、代表のことになってしまいました。話をCLに戻します。
先週の「リーガエスパニョーラ13-14」の中でマドリVSもうひとつのマドリの話をしました。予想は「デシマ」でしたが、本当にそうなってがっかりしました。もうひとつのマドリのほうが良いサッカーだと思うからです。野球でたとえると「よみうり」や「ニューヨーク」のようなお金にモノを言わせて作ったチームとサッカーの攻撃と守備の戦術を局面別に整理して作り上げたチームを比べたときにもうひとつもマドリのほうを選びます。スーパースターを持ってきたわけでなくスーパースター的な選手を作りました。もうひとつのマドリは後半になり「ガス欠」でした。やむなし、先週はカンプノウでリーガ優勝決定戦を戦い、今週CLファイナルでは、「ガス欠」もしますね。そこが、「デシマ」を予想した理由でした。でもワールドカップイヤーは番狂わせが起きたとすると「もうひとつのマドリ」が格上だったことになりますね。それで良しとしましょう。結果の4-1は、4点目のPKが不要な判定でしたが、良いチームが負けるときに出やすいスコアです。銀河系軍団といわれたチームを超えると言われる今のマドリを格下というのは、異論反論多数と思いますが、あくまでも個人的見解です。「マドリディスタ」の皆さんは気にしないでください。真実です。また、突然ですが、「バルセロニスタ」の皆さんは、自分たちのサッカーが最高だと思っているかもしれませんが、崩すための「パスサッカー」が、かわす為の「ポゼッション」になってしまった今シーズンのバルサのサッカーは、ノーバッドのレベルですね。13-14クラブシーズン(言い方変えて)が幕を閉じました。また来年も良いサッカー見たいですね。
次回は、6月。ワールドカップ突入です。ワールドカップ特集月間とします。
ワールドカップのジンクスをいくつかあげておきます。
ヨーロッパの代表は、南米では勝てない。(前回大会までは、ヨーロッパ以外では勝てない。でしたが、スペインが破る)②バロンドールを取った国は優勝できない。(前回メッシ、今回CR、古くは、73年クライフ)③前年のコンフェデを勝ったチームは、勝てない(前回ブラジル、今回もブラジル)④グループGからは優勝が出ない(前回までは、GとHだったが、スペインが破る。今回Gは、ドイツとポルトガル)⑤国内リーグの得点王は得点できない。⑥CLファイナリストの国は優勝できない(前回イタリヤとドイツ、今回スペイン)⑦次回開催国は優勝できない(前回ブラジル、今回ロシア※もともとロシアは厳しいかな)この辺で。