バルサ VS アトレティコ・マドリー @カンプノウ
2-1
FIFAウィルス?からかクラシコで逆転負けを喫したバルサが4月の坂を上るのか下るのか注目だった。
3冠の可能性を残すと言っても、CLアトレティコ戦の前にクラシコがあり、CLの間に苦手のアノエタでソシエダ戦、CL後にホームとはいえバレンシア戦が控えている。ポイント差から言えば、リーガは大丈夫なように見えるが、狂った歯車を戻すことはバルサといえども難しい。この5戦を負け越すようなことになり、CL敗退になれば、リーガも危うくなるだろう。
MSNの出来がトップフォームから程遠かったクラシコから中2日のCLアトレティコ戦。前半、ネイマールのプレー精度はベストの半分以下だった。メッシとスアレスも6割程度か。前半にカンプノウ好きのトーレスに決められいよいよ4月の坂を下っていくパターンに入った。と思った。シュートが枠に飛ばないかGK正面という何処かの代表チームのようなMSNを見られるのは、ある意味希少だった。
後半に入り、ネイマールからの崩しで、メッシに送られた浮き球のボールをメッシは、胸トラップ後にバイシクル。僅かに枠をそれたが、メッシのバイシクル(オーバーヘッドというとベタに聞こえるので)は初めて見た。このシーンでカンプノウは揺れた。そして、このシーンはMSNの目を覚まして、特にスアレスのスペシャルスイッチをオンにした。この後ゴールゲッタースアレスが2点を叩き込み逆転する。
前半25分の得点後35分にイエロー2枚で退場したエルニーニョ・トーレスにより10人の戦いを強いられたアトレティコは、強力な守備でよく守った。2-1スコアのままタイムアップ。2ndレグが消化ゲームにならず、興味を残して1stレグが終わったのは良かったかもしれない。カルデロンの2ndレグは1週間後にある。バルサにとって4月が上りか下りかの判断は来週になった。