3‐2(パルク・デ・プランス)
イブラ不在のPSGと微妙な内容だがシーズン負け無、失点無のバルサの一戦。グループ内最強決定戦と思われるパリでのゲーム予想はバルサ勝利が大勢を占めていたようだが、結果は逆。ホームのPSGは強かった。的確なプレッシングでバルサの自由を奪い、ボール支配率37:63という数字が無意味だと感じさせるゲームだった。バルサはよく見る光景のセットプレーから失点。常に追いかける展開となったが、全盛期の流れるようなパスワーク(ペップの頃はティキ・タカといっていた)に程遠いパス交換は、得点の気配を感じさせなかった。唯一メッシの得点シーンはダイレクトプレーの連続した美しいゴールだった。ゲームは、PSGの勝利で順当と言える。バルサはシーズン初失点が初黒星に繋がったゲームになった。PSGはイブラ無でもバルサに勝った。PSGは優勝も狙えると言ったら気が早すぎるか。国内リーグはもうひとつのPSGがカンプノウでのゲームをどう乗り切るか見物だ。