2‐2
FIFAウィーク明け?でプレミアらしいスピード感があったのは前半15分くらいまでで、それからはウォーキングフットボール?となった一戦。ホームのアーセナルはラムジーとエジルの重さが目立ち、アレクシスだけがスピードと相手をかわす、抜き去る技を見せていた。シティはシルバ、アグエロ、ナバスの上手さと崩しでアーセナルの最終ラインを翻弄していたが決定打が少なく決められない内容。ナバスからアグエロへの綺麗なラストパス(アーセナルの守備がゆるゆるでもあった)で先取したが、ウルシャー、アレクシスのゴールで逆転されてしまい勝点3をプレゼントするのかと思った。CKからデミチェリスのゴール(これもアーセナルの守備はゆるゆる)で同点に追いついたら安心したのか締まりなくタイムアップ。アーセナルは、ゆるやかなパスワークでピンチを招き、チャンスを掴んだシティは、勝てたゲームを引き分けに持ち込んだゲームだった。
今日のゲームを見るとアーセナル、シティどちらもスタンフォードブリッジの青いチームに勝つのは、難しいように見える。次節シティはホーム(エティハド)で青いチームと戦う。しかもその前にチャンピオンズリーグでバイエルンと戦うのでスケジュールもキツイ週となるか。アーセナルは、チャンピオンズリーグでドルトムントと戦うがこれもアーセナルの予選リーグ突破を占う大事な一戦になる。厳しい戦いが続くプレミアカレンダーにチャンピオンズリーグが加わり一段と厳しくなるのはシティよりアーセナルのほうか。青いチームが一人旅にならないことを祈る。
9月のFIFAウィークが終わり、ここからが本当のシーズンスタート。負けてないがゆるゆるとした守備とゆるいパスサッカーのアーセナルとゲーム内容にむらのあるシティ。今年のプレミアを面白くする2チームのゲームとしてはいまひとつだったが、これもFIFAウィルスによるものとして次のゲームに期待したい。