2‐0
ボール支配率=61%:39%、シュート数=15(8):3(2)※カッコは枠シュート数、スコア=2:0、データからはバルサの楽勝に見えるゲームだが、内容的にはそれ程楽勝ではなかった。先取点が79分、追加点が84分、得点がゲーム終盤だったことから楽勝に見えなかったかもしれない。
ホームのサン・マメスではとても強いアスレチック・ビルバオもアウェーでは、専守防衛のチームになるが、バルサが美しくないサッカーだったのも事実だ。バルサが美しくないのは、対戦チームがバルサ対策のブロックディフェンスを確立したこと、バルサのパス速度が低下したこと(印象)、シャビの力が低下(先発落ち)、イニエスタのコンディションが戻らないことで中盤の構成力が低下していることが原因だと思う。ラキティッチとブスケスは悪くないが、シャビ、イニエスタ、ブスケスで構成した中盤のピーク時に比べるといいとこ80%位のパフォーマンス、ペドロも決定力はかなり落ちている。両サイドBKも躍動感なくスピードを生かすスペースもない。そしてメッシのパフォーマンスはピーク時の70%位か。ピークが凄すぎたから普通に凄いだけでは「落ちた」「戻ってない」と見えるのかもしれない。
そんなメッシのアシストによる2ゴールでゲームは決まった。決めたのはネイマール。25分間の出場で2点は効率が良かった。先発した19歳のムニルがもっと早く点を取っていたら、ムニルは交代もされず、次に繋がったかもしれない。スアレスが戻ってくる前に結果を出してトップチームでの地位を確保して欲しい選手だ。