セビージャvsバルサ @サンチェス・ピスファン
2-1
メッシそしてイニエスタ不在のリーグ戦を初めてアウェーで戦うバルサ。バルサは移籍失敗の代償を払うことになり、本来の強豪チームが持っている控え選手の豊富さによる対応力を失ってしまった。今シーズン最下位スタートからやっと抜け出したセビージャはホームサンチェス・ピスファンで並以下の状態のバルサ相手に復活の狼煙を上げた。
バルサはメッシがいないと決定機が得点となる比率は半減しただろう。メッシの代役ムニルとサンドロはチャンスを生かせない。ネイ、スアレス共にボールを受けてシュートを決めるまで1人でやり切らないと得点に繋がらない。前線と中盤のプレッシングは甘く、守備はセンターバックとGKの専門仕事の様になっている。この状況は常に2〜3失点をバルサは覚悟しなければならないだろう。メッシに2人のマークが付くことで生まれる「見えない守備力」というメッシの存在感も享受出来なくなったバルサは厳しい年内の戦いとなることが明白になった。年内は並以下のバルサを見ていこうと思う。来月22日のクラシコがどうなるのか?木っ端微塵になるバルサは、メッシの出ていたスーペルコパでも見たが、クラシコはもっと酷いことになるかもしれない。
このゲームのセビージャは良かった。闘志溢れるプレーが90分できた。CLで何も出来ずユベントスにあしらわれたゲームとは違った。そして、ウナイ・エメリはバルサ戦に初勝利となった。