エバートン 2‐2 ガナーズ
ガナーズはドイツから主力が戻ったゲームだったが、内容的には戻った2人、エジルとメルテザッカーはベストフォームにはほど遠く、ボールロスト、ノープレスといった凡プレーが目立ち、ホームのエバートンに上手くゲームを作られてしまった。83分までは。ウィルシャーもアクセントをつけようとする気持ちは感じたがほぼ不発。アレクシスも動きの鋭さを見せてはいたが空回り。2人とも途中交代となり、期待はずれ感満載に終わってしまった。エバートンは取れたはずの勝点3を落としてしまった。ガナーズ的には負けゲームをドローにした結果だけが評価できるのみ、美しいパスサッカーは片鱗も見られなかった。内容的にはションボリのゲーム。
リーグ戦が始まったばかりなのにシティやブルーズは視界から消えそうだ。ミッドウィークのCLプレーオフも心配な状況。シーズンは始まったばかりなのでこれからだとは思うが、長いシーズンを乗り切る動きの質と量を上げなければ、来年のCL圏内すら危うくなる。今のガナーズには、ビエラやベルカンプといった柱となる選手がいないように思う。ウィルシャーはまだ精神的に若い(悪く言うと「ガキ」)、エジルもストイックな芸術家的で柱とは言いづらい。現有選手では難しい。補強でとってもすぐには無理。でもそんなガナーズだから応援する。不安定な脆いチームだから応援したくなる。無敗優勝した美しいガナーズになることを願って。金にもの言わせたブルーズやシティの優勝は見たくない。赤い悪魔だったチームもしばらくはじっとしていていい。ガナーズの優勝が見たい。無敗じゃなくてもいい。美しく勝たなくてもいい。優勝が見たい。シーズンの初めから湿っぽい話になったのでこの辺で終わります。
追伸:プレミアは本当に流れがつかめない。パスサッカーはスペインと違う直線的だ、タテが早い。上手そうに見えないが、強そうには見える。(実際はヨーロッパで勝てないことのほうが多い)そして正直なサッカーだ。母国イングランドサッカー(フットボールと言ったほうがいいか)はマリーシアを許さない。