リーガE18節@カンプノウ 3‐1
バルサは、この1年間勝てなかったAマドリにホームカンプノウでようやく勝利した。このゲームは全盛期から続いた「ティキタカ」のバルサとは違う14‐15モデルのバルサスタイルがやっと機能した内容になった。昨シーズンはアトレティコの質の高いプレッシングと動きに圧倒され、後手後手に回り、逃げるだけのパス回しになっていたが、このゲームのバルサは、ネイマールのファンタスティックプレー、スアレスのムービングCFのテクニック、そしてメッシの気持ちが入ったプレーによってシメオネの作った現在世界最高の守備組織を追い詰め、速攻を封じていた。前線の3人に加え、中盤の3人(イニエスタ、ラキティッチ、ブスケス)がボールを動かし続け、DFラインも全盛期を思わせるパフォーマンスを見せていた。ピッチ外の騒音が激しくなったバルサにとって今日のゲームは最高の結果になった。バルサの選手が気持ちを入れて質量高い動きをしたら勝てるチームは少ない。今日の内容ならば、リーガもCLも可能性があるように感じたが、どうなるか?