ブラジルワールドカップは予選リーグが終了。決勝Tの組合せが確定しました。5月6日に書いた予想と違いは???
5月6日予想:ブラジルVSチリ、コロンビアVSイタリア、フランスVSナイジェリア、ドイツVSロシア、スペインVSメキシコ、ウルグアイVS日本、アルゼンチンVSエクアドル、ベルギーVSポルトガル
そして結果は:ブラジルVSチリ、コロンビアVSウルグアイ、フランスVSナイジェリア、ドイツVSアルジェリア、オランダVSメキシコ、コスタリカVSギリシャ、アルゼンチンVSスイス、ベルギーVSアメリカ
強豪国では、イタリア、スペイン、ポルトガルが敗退。アジア代表は全て敗退。サプライズ通過は、コスタリカとオランダでした。オランダの予選通過がサプライズか、スペインの敗退がサプライズかは、予選リーグの内容からは必然であった結果でした。日本は、実力?通りの結果となりました。南米のピッチと気候に対応する技術が決勝Tに進む力ではなかったということです。強豪国の有力選手もファーストタッチは微妙にずれていたように見えました。アジアの選手は苦労しているように見え、判断のスピードを動くスピードをそしてボールを運ぶスピードを奪っていました。プレーのアイデアが乏しいようにも見えました。これは、今回の大会全体にいえることかもしれません。イマジネーションあふれるプレーは、出てないように思います。凄い、巧い、速いは出てますが。
予選リーグを見て敗退が残念と感じたのは、クロアチア、ボスニアHですね。共に旧ユーゴの国。個の力と規律と作戦は高いレベルにあり、ブラジルやアルゼンチンと対等に戦いました。決定力の差というよりは運の差のように感じました。サッカーの神様の思し召しとしか言えないですね。スペインもイタリアもポルトガルもクロアチアも通過できないので日本もやむなしと思うしかないですね。
決勝Tが始まります。ブラジルを囲む南米勢は不気味ですね。ブラジルとしては知っているメリットとデメリットがありますね。ウルグアイに「噛みの子???」がいなくなったのでコロンビア、そしてブラジルもほっとしたかもしれないですね。ブラジルにとってコロンビアが不気味に映る気がします。徹底守備とカウンターはヨーロッパのブロックライン&リアクションとは違って見えます。中盤の一対一が強く、攻めての一対多が強いのは伝統ですね。国のスタイルです。長年ブラジルとどう戦うかを追求してきた積み重ねの結果です。「噛みの子」のいるウルグアイとコロンビアを見たかったですね。キレキレのモナコの10番ハメス・ロドリゲスが躍動するコロンビアに分がありますか。(ミランの10番も格から言えばもっと出来て普通なんですが、しつこいか?)ブラジルは、チリを越え、コロンビアを越える?と準決勝はドイツです。ドイツはブラジルに勝った記憶がありません。今回も厳しいと見ます。フランスが来たらブラジルは非常事態です。楽しみですね。もう一つのブロックは、オランダが注目となりますね。スペインが入ると予想した場所にいます。初戦のメキシコがヤマです。予選リーグで強いオランダは、すぐに裏切ることがあります。90年、2008年ユーロと前例があります。イタリアと間違うようなサッカーです。リアリズムフットボールでクライフイズムはやめてます。破壊力は抜群ですが。オランダがメキシコを越えると次はコスタリカとギリシャの勝者です。サプライズコスタリカはどこまでもつかですね。オランダを喰うほどではないと見ました。そして南米勢で唯一別ブロックにいるアルゼンチンはどう見るか。メッシが復調してきましたが、本物かどうかはこれから判断です。守備陣が集中切れするような場面をよく見ます。ワールドカップで守備の弱いチームが優勝したことはありません。スイスを越えた後に当るベルギーは完成形に近づいています。3点くらい取られる覚悟で4点取れるかです。そしてオランダとは、4点取られて5点取れるかですね。するとアルゼンチンが決勝まで行くにはメッシが10点以上取っていることになるでしょう。不可能に思えますが、神の子レオなら出来るかもしれません。そしてその先は、マラカナンの決勝です。ネイマールが待っています。アルゼンチンが勝つためには、メッシがダブルハットくらいが必要ですか?夢のストーリーでもないでしょう。7月13日に答えが出ます。今日は予想をかけません。
Football must go on.